壁一枚床一枚の差

集合住宅の特徴は、多数の世帯が同じ敷地に居住することです。
実に当たり前のことですが、そうであるからこそ、重要なことがあります。
多数の世帯が住むということは、ある意味、共同生活のようなものです。
そのため、種々の制限が伴うことは否めないことです。
たとえば、集合住宅であれば、専有と共有があります。
これは、区分所有法に規定されていることであり、分譲マンションに適用されていることです。
しかし、賃貸マンションであっても、同じようなことが当てはまります。
専有とは、居住者が自由に利用できるものであり、共有とは、共同で使用する部分を意味します。
該当の部屋は専有部分となり、共有では、正面玄関などになるでしょう。
しかし、マンションの場合、独特な構造をしているため、一見すると専有と思えるところが、共有であることもあります。
典型的なものがベランダになります。
基本的にベランダは、避難路であり、移動できないものなどを置いてはいけないことになっています。
また、集合住宅であれば、種々のトラブルが発生する傾向があります。
中でも居住者同士であれば、騒音問題でしょう。
夜中のステレオや足音、ドアの開閉音などが、代表的なものです。
集合住宅であるため、生活音については、一定の受忍限度をすることが求められています。
しかしそれを超えるようなものが、時折発生すれば、生活そのものに支障が出てきます。
そうは言っても、音は個人で感じ方が異なるとのことで、完全解決に至ることはなく、当人同士のマナーの問題となっています。
確かに判例などがありますが、証明することが難しい問題であるようです。
このため、大事なことは、入居者が壁一枚あるいは床一枚で、余所の世帯も住んでいる、という意識を持つことのようです。
ともあれ、集合住宅は、相対的に数も多く、高さに居住空間を求めている日本では、収容な居住場所になることは、致し方のないことでしょう。
あくまで常識を持った振る舞いが、集合住宅においては、重要なことでしょう。

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